「ヤレる女子大学生ランキング」実際本当にヤレるのか!?
どうもこんばんは、本日もスパイスカレーを摂取した終わりかけの女子大生です。
筆者はまあ名前の通り現役女子大生な訳だが、
現役JDとして看過できないネット記事があった。
それが週刊SPA!の「ヤレる女子大学生ランキング」。
本日の朝日新聞やNHKウェブニュースで、この記事に対する批判が殺到し、
編集部が謝罪コメントを発表したとの報道がされた。
実は筆者は、この記事の撤回と謝罪を求める運動に署名していた。
「Change.org」という署名サイトでこの記事と運動の存在を知り、署名をした。
このサイトでは署名がわりの賛同ボタンと、自由に意見を書き込めるコメント欄がある。コメント欄には、「日本の恥」「この時代にまだ女性を性の対象としか考えていない男性がいる」と相当な怒りのこもった批判が寄せられていた。
炎上したこの記事だが、実際にランキングに載っている女子大生、
本当にヤレるのだろうか??
筆者はヤレる「人もいる」と考えている。
実際にランキング内の大学に通う友人が数人いるが、話を聞いていると
浮気、不倫、寝取り寝取られ、愛人、水商売、合コン・・・
などなど「女」を使った活動(笑)がお盛んな「人もいる」。
先ほどから「人もいる」を強調しているのだが、もうお気づきだろうか。
そんな女、どこの大学にもいる。というか、どこにでもいる。
そう、日本のどこにでも存在しているのだ、そういう女は。
それは日本社会において、いまだに女性が「女」を求められている現状があるからだと筆者は考えている。
女性に求めらている「女」とは何だろうか。
筆者の実体験や友人の話から考える限りだと、従順さ、おとなしさ、愛嬌といったところだろうか。
ある女子大に通う友人は東大のインカレサークルに所属していた頃、飲み会で男の子たちから飲み物を聞かれた際、周りの女の子たちはこぞって「男の子たちが決めたものでいいよ〜」と答えたという。また、男の子に対して対等にツッコミを入れた時には、周りの女の子たちからは「そんなに突っ込んでたらモテないよ〜」と言われたそう。周りの女の子たちは男の子を褒めたてることにご執心のようだった。
また別の東工大に通う友人は、東工大と東洋英和女子のインカレサークルに所属していた頃、サークルの男の子たちは東洋英和の女の子ばかり贔屓して、あからさまに東工大女子を区別していたという。
この二人の友人はともに中高6年間を女子校で過ごした同志であり、昔からサバサバした性格だった。彼女らはそういった女子に求められる姿勢や態度に初めはとても動揺したと話してくれた。
飲み物くらい、自分の好きなものを飲めばいい。ビールが飲みたければ男女関係なく飲めばいいし、寒い日には焼酎のお湯割でもいいじゃないか。
それに、男の子のプライドを満たしてあげるために、魔法のさしすせそ(さすが〜!、知らなかった〜、すごい!、せ・・・せは何だっけ?笑、そうなんだー!)を連呼するなんて馬鹿らしくないか。ビジネスの話だろうと学問の話だろと雑学だろうと、等身大の自分で話せばいいのでは?
日本の女性の多くは「モテる」ために多くを犠牲にしすぎてる。
男性ウケよりも人間ウケを狙っていくべき。
筆者含め私たち女性は、女である前に一人の人間だ。
男性に対して「差別的な目で見るな」と訴えるばかりでなく、
男性と対等に渡り歩いていくための自立心を身につける努力をするべきだ。
究極的に言えば、モテたいという気持ちに嘘はつけないと思うので、
「男に従順できちんと立ててくれる昔の良妻賢母的女性」
ではなく、
「自分で人生を切り開ける自立した女性」
が好かれる世の中になることを祈る。